Web拍手お礼小説コンラート

コンラート  ver


子供の頃、俺の後ろをひょこひょこついて回るお前が、
堪らなく愛しかっ た。
あの頃に戻ることは出来ないけれど、そんなこともう良いんだ。
ただ、今は 一緒に並んで歩きたいんだ。


コンラー ト ver2


父さんが、死ぬ間際に俺に言ったんだ。
『コンラート、あ いつは、お前なんかにゃもったいない、最高に良い女だ。』
俺は、言われれなく てもわかってると返したけど、
『いいや、全然わかってないね。』
全てを見透か したようにそう言われた。
父さん、俺は今になってやっとその意味を理解した よ。
俺にはあいつじゃなきゃ駄目なんだ。


コンラート ver3


何処で何をしていても、 “また”お前がいなくなってしまうんじゃないかって、すぐに不安になるんだ。
ユーリと一緒に地球に帰ってしまうかもしれない。
ある日突然別の男が、お前を 連れ去ってしまうかもしれない。
情けない話だけど、いつも不安で堪らないんだ よ。


コンラート ver4


………………陛下同様、お前のトトもあるらしいな。
ユーリの株が高い のはまぁ良しとしよう。
ヨザも“一応”幼なじみだからな。まぁ、ありだろう。
………………ギュンターが最有力株だった、というのが納得いかないんだが?
どの道俺が一番人気何だから細かいことは気にするな?
………………何 かそれ、微妙にごまかしてないか?


コンラート ver5


え?? あぁ、知ってるよ。
“初詣”には“着物”を着て行くんだろう?
俺は、 お前の着物姿が見たいな☆
え??着物だったら、ユーリに持って来てもらえば良 いじゃないか。
着付けが出来ない??
そんなの俺がやってあげるよ♪ (にっこり)

コンラート ver6


え?何コレ、って、バレンタインの贈り物だけど?
アメリカでは、男性からも女性に贈り物をする風習があるんだよ。
それに、チョコレートをと、言うわけで。
はい、俺からのキモチ。
受け取ってくれるよな?


コンラート ver7


Q.あなたは雨が好 きですか?
俺は好きだよ。
ほら、雨の日は、相合い傘が出来るじゃないか♪ (にっこり)
………………そんなに睨むなよ(汗)
そうだな、雨の降る夜は寂し くて、
無性にお前に会いたくなるよ。


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